■ステータス
合計種族値600族。全ての能力が平均値より上。
トップクラスの攻撃力を持っている。
耐久力もそこそこ。
ただ、素早さが若干低め。
安定して先制を取るのは難しい。
◆タイプ相性
弱点 こおり(4倍)・いわ・ドラゴン(2倍)
耐性 くさ(1/4倍)みず・ほのお・むし・かくとう(1/2倍)
無効 じめん
やはり注意するのは、4倍ダメージの氷タイプ。
ガラガラ等のいわなだれにも注意したい。
耐性は多めであり、氷にさえ気をつければ、受けられる場面も多い。
◆攻撃面の特徴
カイリューの攻撃力の数値は全ポケモン中1位だが、
実際の攻撃力は覚えられる技を考慮すると、カイリキーより低い。
カイリューが覚えることができる最高威力の技は、威力150の「はかいこうせん」。
しかし、はかいこうせんは後の反動で1ターン動けなくなる、スキの大きい技。
よって次に強力な威力120の「すてみタックル」を必然的に使うことになる。
基本的な戦術は、「のろい」で攻撃を上げ、すてみタックルで攻撃すること。
すてみタックルであまりダメージを与えられない、いわ、はがねタイプは、
「なみのり」等のサブウェポンで対抗することもできる。
「のろい」は使用すると、攻撃と防御が1段階上がり、素早さが1段階下がる技。
のろい使用後のすてみタックルで、パルシェンやブラッキーなどの防御力の高い
ポケモンでも、ほとんど3発以内で倒せるようになる。
素早さが下がるので、先制がほとんどできなくなることには注意。
それが気になる場合は、何らかの方法で相手を「まひ」にしておくと良いかも。
また特攻も高めで、特殊技は物理技よりも恵まれている。
そのため技の型が読まれにくく、実質、攻撃範囲は広い。
ただし、特殊攻撃の技だけにしてしまうと、決定力は低めになるので注意。
◆防御面の特徴
どちらかというと、攻撃面より防御面の方がカイリューは特徴的。
耐性が多く、メジャーな地面を無効化できるので、色々な場面でごまかせる。
基本的には、弱点の技以外なら、3発耐えたりと、割と粘れる。
また、格闘技を半減できる為、カイリキーやヘラクロスなどの格闘ポケモンを受けやすい。
カイリキーが「いわなだれ」を持っていたとしても、
鈍いを積まれていなければ、素の状態で2発までは耐えることができる。
また、メジャーな水や炎の技に強く、耐性を生かして壁になることもできる。
更に「たべのこし」を持たせることで、耐久力もかなり向上する。
氷の技にはとても弱く、一撃で倒されることも。
相手が氷技を持っていた場合、ほとんどの場合は交代した方が良い。
しかし、氷技が無いなら、カイリューで押し切ることも可能。
交換を利用して、氷技を持っているか確かめよう。
たいていはカイリューめがけて氷技を使ってくることが多いかも。
電気タイプに多い、「めざめるパワー氷」にもかなり気をつけたい。
また岩、地面タイプに多い「いわなだれ」も危険。
特にガラガラ・サイドン・バンギラスは1発しか耐えられないので注意すること。
カイリューより速かった場合はひるみの可能性もある為、素早さが安定していないカイリューは、
その事も頭においておきたい。
◆まとめ
とにかく、相手の氷技の有無で、かなり変わってくる。
防御面で述べたとおり、氷技を持っているか確かめることが重要かも。
なるべく氷技を受けないようにし、回復・交代回数を減らしたい。
Lv55固定で、必ずエースとして使わなければならないが、
エースであると同時に、高めの耐久で受けに徹し、持久戦になることも多い。
そういうこともあり、カイリュー自身が攻撃にまわることができない場合もある。
カイリューに代わって攻撃ができるLv50のポケモンも、かなり重要。